CASE STUDIES 導入事例

私たちのソリューションごとに、
導入による実績、効果等をお客様に伺いました。

MC TECHNOS (THAILAND) CO., LTD.様|【特別対談】国を越えた協業はタイから始まった
―MC TechnosとAPTが切り拓く、物流自動化市場の最前線と未来へのパートナーシップ―

MC TECHNOS (THAILAND) CO., LTD.

最初の出会いは「警戒」から。タイミングがもたらした運命のパートナーシップ

栗原

本日はよろしくお願いします。三菱商事テクノス様とAPTは、タイでの出会いをきっかけに日本国内での大型プロジェクトの受注という大きな成果につながりました。改めて、我々の最初の出会いを振り返らせてください。

山田様

よろしくお願いします。実は、人伝ての紹介で初めてお会いするとなった際は、失礼ながらAPTさんに対して「いかがわしい会社」なのではないかと警戒していました。タイでの飲み会が最初の出会いという経緯もあり、どんな会社なんだろうと最初は構えていたんです。

栗原

我々も、タイでの営業活動を加速したいタイミングで、ちょうど社長の井上・私・そして現地パートナーの岡田さんと一緒に、「面白い出会いになるかもしれないのでぜひ」と紹介されて、よくわからないまま飲み会に参加させていただいたのが事実です。その節は突然ながら失礼致しました…

山田様

いえいえ。我々側も、日本本社の(当時の)社長島津含め日本から何名か出張中でしたし、井上社長はじめ皆さんとお話する中で、面白い会社だなと興味を持ちました。タイミングが良かったですね。

栗原

当時のMC Technos Thailand様にとって、自動倉庫はどのような位置づけだったのでしょうか?

山田様

当時は自動倉庫の「じ」の字も考えていませんでした。これまで弊社は生産機械や製造自動化などの技術を紹介する技術商社としてのビジネスをメインとしていました。ただ、ちょうど当社が従来のモノ売りだけでなく、新しいソリューションビジネスを模索していたタイミングだったんです。そこにAPTさんとの出会いがあり、「自動倉庫が自社の商材として扱える」と気づかせていただきました。シンガポールのCeMATという物流関連の展示会にも出展しましたしASEANでの可能性も感じています。

マクロデータが示すASEAN自動化市場の急成長と、商社としての挑戦

栗原

そうなんですね!タイ、そしてASEAN市場の現状と可能性について、どのようにお考えですか?

マクロ情報から見ても、自動化の波は確実に来ています。こちらの資料をご覧ください。これは私が作成した社内資料なのですが、タイは高齢化、人件費高騰に直面しており、設備オートメーション化が不可欠です。さらに、ASEAN全体の倉庫自動化市場規模の予測を見ると、2025年の1,232億円(0.81B USD)から、2030年には2,221億円(1.46B USD)へと急拡大すると踏んでいます。

山田様作成の資料

栗原

急速な成長が見込まれていますね…!我々も、現場でお話を聞いたりする中で、成長していく感覚はありますが、データでお示しいただけますと非常にクリアにわかります。

山田様

はい。そのため、三菱商事テクノス全体としても、こうしたマクロトレンドを捉え、従来のモノ売りから「ソリューション」の強化を明確に打ち出しています。そのために営業体制を強化し、自動化ソリューションを提供できる人材の採用にも力を入れています。その流れで、弊社では「物流自動化」や「自動倉庫」を新たなカテゴリーとして柱にしていきたいと考えています。自動倉庫ビジネスは業界の垣根がなく、タイにおいて従来的に強かった自動車関連だけでなく、製造業全般や、飲食品・医療など、様々な業界に関連がありますし、投資の性質からお客様と長期的な関係が築ける点も重要視しています。

資料を元に説明くださったMC Technos Thailand, Managing Director山田様

資料を元に説明くださったMC Technos Thailand, Managing Director山田様

タイ国内での強固な協力体制。共同展示会出展と「失敗しない」エンジニアリングの啓蒙

栗原

弊社にとっても幸いなことに、日本だけでなく、タイ国内でも色々と連携させていただいておりますね。

山田様

そうですね。過去も、2025年の TILOG、そして2026年3月の TIF/WLA といったタイの主要な展示会に、一緒に参加させていただきましたね。

栗原

いつもご好意に甘えさせていただきありがとうございます。
展示会での反響は、どう見ていらっしゃいますか?

山田様

非常に大きかったですね。タイのお客様からも高い関心を寄せられています。ただ、タイ市場ではローカル企業や中国メーカーが安価に参入してくるという現状もあります。そこで私たちが強調しているのが、品質と信頼性です。中国メーカーは保守の概念が薄く、日本でも失敗事例があります。リニューアル市場のチャンスも見据え、タイのお客様に対しても「最初はコストがかかっても、失敗しないエンジニアリングを選ぶべきだ」と啓蒙を続けています。

2026年3月のThailand Industrial Fair / Warehouse Logistics Asia

2026年3月のThailand Industrial Fair / Warehouse Logistics Asia

TILOG-LOGISTIX 2025に出展したMCテクノスタイランド、APTスタッフ一同

TILOG-LOGISTIX 2025に出展したMCテクノスタイランド、APTスタッフ一同

「自社の営業のように使っていい」。未来へ続く強固な連携体制

栗原

お陰様で、MC Technosの皆様からもいくつかお引き合いを頂戴しており、まさに現時点でもいくつかご提案の最中です。今後の両社のパートナーシップについて、どのような体制をイメージされていますか?

山田様

前段の通りですが、弊社のグローバル方針、タイ国内でのソリューションニーズ、そして我々や現場で連携させていただいているメンバー含めた人的リソースなど、いろんなピースがマッチしていると感じており、引き続き強力な協力体制を維持、発展出来たらと思っています。

栗原

それは非常に心強いです。私たちもタイでの展開をさらに加速させていきたいと考えています。

山田様

正直な話、APTさんさえよければ、弊社の営業を「自分たちの営業」のように活用していただいて構いません。対面でもミーティングを実施してMTSの営業に直接指導していただいても良いですし、毎週月曜日に定例会議を設けるなどして、協力体制をさらに深めていきましょう。

栗原

ありがとうございます。ぜひお願いいたします!我々の物流・自動倉庫へのソリューション提供ノウハウと、MC Technos様の強力な営業網を掛け合わせることで、タイ市場においてもっと成果を出せると確信しています。今後ともぜひお願いいたします。

改めまして、本日は貴重なお話をありがとうございました。

インタビューの様子

インタビューの様子

左から、APT岡田、MC Technos Thailand山田様、APT栗原

編集後記

パートナーシップの一層の発展に感謝

山田様だけではなく、別の日本人スタッフの方々、タイ人スタッフの方々の強力なサポートがあり、見込み顧客の方々へのご訪問同行、見積もりや交渉など、営業活動が非常にスムーズに行っているのを、日々実感させていただいております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 文責:株式会社APT APAC Regional Director 岡田

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三菱商事テクノス(タイランド)は工作機械・協働ロボット・システム開発で製造業の橋渡しをする専門商社です。
三菱商事テクノス(タイランド)は、主に工作機械を扱う生産財の専門商社です。当社の使命は、機械製造会社と製造会社の橋渡しとなること。各種工作機械・ロボット・製造システムの提供、事業提携の橋渡し、海外事業拡大へのサポート、事業投資の紹介を通して、タイのお客様に貢献します。
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