CASE STUDIES 導入事例

私たちのソリューションごとに、
導入による実績、効果等をお客様に伺いました。

ステンレス加工の老舗工場を訪ねて

工場長×APT代表対談

神奈川県鎌倉市・ナスラック株式会社 NAS鎌倉工場様 (取材:2014年3月実施)

神奈川県鎌倉市にある、ナスラック株式会社 NAS鎌倉工場。
丈夫で清潔感のあるステンレスキッチンは今でも根強い人気があり、多くの住宅に導入されています。
今回は自動倉庫を導入した背景など、お話を伺ってきました。

ナスラックNAS鎌倉工場について

井上

今日はよろしくお願いします!

藪下様

こちらこそ、よろしくお願いします。

井上

ナスラック様は結構歴史が長いと思うのですが、詳しく教えてください。

藪下様

1960年に前身のナスステンレス製作所が設立され、その後大船工場 としてこの工場が稼働始めました。特にNAS鎌倉工場は、ステンレス流し台の製造が主流となっています。多くは公団などの住宅に導入されています。 最近では、ステンレスのほかに、人造大理石のキッチンも製造しています。

(左)鎌倉工場長・藪下様(右)APT代表・井上

(左)鎌倉工場長・藪下様(右)APT代表・井上

井上

ステンレスキッチンはとても素敵なキッチンですよね。

藪下様

ステンレスは非常に丈夫で、錆難く、手入れがしやすいこともあり、長年多くのお客様にお使いいただいている製品です。
今でも、ステンレスキッチンが良いとお問い合わせが入るほどです。

井上

磨くとピカピカに光りますよね。清潔感があって素敵なキッチンです。

藪下様

最近では、某テレビドラマでも当社の製品が起用されました。ステンレスキッチンの中でも最高級モデルの製品を一部カスタマイズして提供しました。

井上

カスタマイズも自在にできるのですね!

藪下様

カスタマイズの要望内容もお客様によって違います。お客様のご希望に沿ったキッチンを作ることも可能です。

井上

ドラマの中では存在感のあるキッチンで、とても素敵でした。あんなに素敵なキッチンなら、お料理も楽しくなりそうですね。

骨組みであるキャビネットもステンレスででき ているSESPA(セスパ)シリーズは、NAS鎌倉工 場で作られている製品。 昔と変わらぬ人気を誇る、ステンレスキッチン の代表モデルです。

骨組みであるキャビネットもステンレスででき ているSESPA(セスパ)シリーズは、NAS鎌倉工 場で作られている製品。 昔と変わらぬ人気を誇る、ステンレスキッチン の代表モデルです。

自動倉庫の導入について

井上

自動倉庫を導入したきっかけはどんな点からなのでしょうか?

藪下様

倉庫が手狭になっていることもありますが、製造工程の効率化を考えての導入です。

井上

導入してから、製造工程の効率化が図れたという点は、多くの導入企業様がおっしゃっていますが、導入後に困ってしまったことなどありましたでしょうか?

藪下様

維持費が高い。その点は驚きました。何をするにしても費用がかかってしまうところに、どうしたら維持費の削減ができるのかわかりませんでしたし、当初はメーカー以外で対応できるなど思ってもいませんでしたから、言われるがまま対応をお願いしていました。

自動倉庫の新設についてはこちら

現在NAS鎌倉工場で稼働中の立体自動倉庫

現在NAS鎌倉工場で稼働中の立体自動倉庫

APTと出会ったきっかけ

藪下様

APTを知ったのは、社内で担当者から『ホームページに、自動倉庫のメンテナンスや更新についての問合せが入りました』という報告からでした。それまで、メーカー以外でメンテナンスや更新を行ってくれる会社の存在を知らなかったので、まずは話しを聞いてみることにしたのがきっかけです。

井上

私からメール発信しました。連絡いただけた時は本当に嬉しかったです。知っていただけるだけでも、本当にありがたいです。

藪下様

正直、相見積も取れない状態でしたから、本当に適正価格なのかというところもわかりませんでしたし、更新検討時期に入るところでしたから、良いタイミングでした。

メーカー以外へ更新依頼をした決め手

井上

APTへ依頼した決め手は、どういった点でしょうか?

藪下様

価格面もそうですが、営業担当の安部さんは、現場の意見をしっかり聞いてくれていました。信頼関係も築いていて、現場側からAPTに依頼しても良いという意見があり、メーカー以外へ更新・メンテナンスをお願いすることに決めました。メーカーの営業所が近場にあるので、メーカーの対応面は特に申し分ありませんでしたが、業務を行うのは現場ですから、現場からの意見を尊重したい部分もあり、様々な点を考慮して今回はAPTに決めました。

井上

そう言っていただけると、本当に嬉しいです。営業含め、モチベーションも上がります。

自動倉庫のリニューアル・メンテナンスについてはこちら

自動倉庫の状態を確認中の営業・安部

自動倉庫の状態を確認中の営業・安部

APTに期待したいことは?

井上

今後も永くお付き合いさせていただきたいと思っておりますが、今後APTに期待したいところはありますか?

藪下様

今後も営業さんには、今と変わらず現場の担当者と関係を築いていただきながら、良い提案を行ってほしいと思っています。これからもよろしくお願いします。

井上

こちらこそ、本日は貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。今後もよろしくお願いします。

NAS鎌倉工場3階にある立体自動倉庫の搬出入口

NAS鎌倉工場3階にある立体自動倉庫の搬出入口

編集後記

今回は特別に、工場見学をさせていただきました!

今回インタビューの後、工場見学をさせていただきました。応接室にもショールームのように素敵なキッチン等展示されており、こんなキッチンだったらきっとお料理も上達するかも!? と思ってしまうようなキッチンが沢山ありました。製造工程を詳しく、わかりやすく説明していただいた工場長の藪下様。ここで少しだけ、NAS鎌倉工場をご紹介!藪下工場長の説明を聞きながら工場内を廻り、製品ができるまでの過程を堪能しました。作業スタッフの皆さんの元気な挨拶が印象的なナスラックNAS鎌倉工場。様々な住宅で活躍するナスラックのシステムキッチン、今後も新製品に期待大です。現地以外にも、ホームページ上で工場の様子をご覧になれます。是非チェック!

工場1階入口に展示されているステンレス。 加工具合によって、マグネットが使えるもの と使えないものがあるとか。 詳しく説明していただきました。

工場1階入口に展示されているステンレス。 加工具合によって、マグネットが使えるもの と使えないものがあるとか。 詳しく説明していただきました。

シンクになる前のステンレス。工場長曰く、この板の周囲は鋭いので、怪我を防止するために常に長袖で作業をするそうです。鏡のように光るステンレス板です。

シンクになる前のステンレス。工場長曰く、この板の周囲は鋭いので、怪我を防止するために常に長袖で作業をするそうです。鏡のように光るステンレス板です。

ステンレスを加工する際に使う潤滑油は、使うシーンを考慮して植物性潤滑油を使っているそうです。見えないところの配慮が素晴らしいです。

ステンレスを加工する際に使う潤滑油は、使うシーンを考慮して植物性潤滑油を使っているそうです。見えないところの配慮が素晴らしいです。

工場3階は組立や梱包を行っていました。 パーツなどの展示がされていて、出来上がるまでの工程がわかります。

工場3階は組立や梱包を行っていました。 パーツなどの展示がされていて、出来上がるまでの工程がわかります。

作業で使用する備品のストックする場所も見せていただきました。金額が貼られており、コスト意識を高めているそうです。

作業で使用する備品のストックする場所も見せていただきました。金額が貼られており、コスト意識を高めているそうです。

ユーザー様ご紹介

ナスラック株式会社 NAS鎌倉工場

ナスラック株式会社は、東建コーポレーション株式会社を母体とする東建グループの1社として、住宅設備関連の製造・販売を行っている企業です。ナスラックNAS鎌倉工場では、ステンレス製のシステムキッチンなど、ステンレス加工を主体とした製品を製造しています。 詳しくは、ナスラック株式会社NAS鎌倉工場ホームページをご覧下さい。所在地:神奈川県鎌倉市岡本1500番地15(JR大船駅より1.5km)
URL:http://www.nasluck.co.jp/plant/kamakura/

ナスラック株式会社 NAS鎌倉工場